五感

意(に)

眼耳鼻舌身が五感です。 これに「意」を合わせて、六感と言います。 「意」とは心の事です。六感を、六根(ろっこん)とも言います。 市川覚峯さんと出流山を登った際、 「懺悔、懺悔、六根清浄(さんげ、さんげ、ろっこんしょうじょう)」 と言いながら、歩きま…

身(しん)

五感の五番目は、身です。 身とは、触覚の事です。 空海、弟子の教え

舌(ぜつ)

お経を読む際、塗香を口に含む場合もあります。 塗香を口に含むと、口の中が清められます。 口の中に広がる、塗香を感じながらお経を読むと、より功徳も深まるでしょう。 空海、弟子の教え

鼻(び)

お経を読む時、お線香を焚いたり、塗香(ずこう)を使ったりします。 塗香とは、全身に塗るお香の事です。お線香や塗香の香りを、鼻で感じながらお経を読むと、より功徳があるでしょう。 空海、弟子の教え

耳(に)

お経を読む時、自分が読んでいるお経を、自分の耳でよく聞きながら読むと、より功徳があるそうです。読経会に参加する機会があれば、自分の声だけでなく、お坊さんや他の参加者のお経も、よく聞きながら読むと良いでしょう。 空海、弟子の教え

眼(げん)

お経を読む時は、ただ口に出して読むだけでなく、眼でも読むと、より功徳があるそうです。五感を駆使してお経を読むと良いのですね。 空海、弟子の教え

五感

「五感を研ぎ澄ます」と言います。 五感は次の5つです。 眼 耳 鼻 舌 身 密教に限らず、仏教ではこれを眼耳鼻舌身(げんにびぜっしん)と言います。 これに「意」を加えると、六感になります。 第六感と言うのは、ここからきています。 空海、弟子の教え