お食事

お食事の際は、いただきます、ご馳走様の合掌をしましょう。

「給食代を払っているのだから、いただきます、というのはおかしい」とクレームをつけたPTAがいらっしゃるそうです。

ご馳走になるから、「いただきます」と言うのではなく、動植物の命をいただくから、「いただきます」と言うのですね。

ご馳走様、と言うのは、お食事を作ってくれた人だけでなく、材料を農場や牧場で作ってくれた人、食器を作ってくれた人に対して言います。

私達は簡単にお金を出して食事をしますが、1つのお食事には、大勢の方の手間がかかっているのです。


昔は来客があると、本当に畑に作物を走って取りに行ったそうです。だから、「ご馳走様」と言うのですね。真言宗のお寺だけでなく、私の息子が通う小学校でも、そう教えられたそうです。


空海、弟子の教え